実はアイルランドが発祥のハロウィーン🎃本場アイルランドでの過ごし方!

本場アイルランドでのハロウィーンの伝統、過ごし方 アイルランド

こんにちは、みぽです。

9月になるので、夏の終わりということで前回に続きハロウィーンネタでいこうと思います。

ハロウィーンと言えば何となくアメリカ映画などの影響なのか、アメリカ発祥のイメージがあったりもしますが、実はアイルランドのケルト文化から始まっているのです。

正直私はアイルランドに自分が行くまでハロウィーンがアイルランド発祥とは知りませんでした・・・

この記事ではハロウィーンの由来、本場アイルランドでのハロウィーンの過ごし方についてお話をしていきます🎃

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アイルランド発祥ハロウィーン

まずハロウィーンの由来や歴史について紹介をしていきます◎

私の中では「ハロウィーン=収穫祭」という認識なのですが、これは間違っているわけではないです。

ハロウィーンは「Samhain(サウィン)」というアイルランド語で「夏の終わり」を意味する古代ケルト人のお祭りが起源となっています。

古代ケルト人は収穫期の終わりを焚火をして、人を集めて宴をし、お祝いをしていたそうです。

ただこのサウィンは現世と来世との境界線を弱めると当時のケルト人たちは信じており、この時期に死者たちの魂が蘇えり、家に戻ってくると。。。

魂たちは幽霊やゴブリン、妖精などに姿を変え戻ってくるそうです。

日本のお盆に似ていますが、日本のお盆は魂たちは虫などに姿を変えているとされていますよね。

そして、幽霊やゴブリン、妖精の姿をした魂たちが戻ってきた際に機嫌を損ねないように昔の人たちは食べ物などを出して迎える準備をしていました。

「Trick or treat(お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!)」もここから来ています。

様々なものに化けた魂たちがもてなされなければ、悪さをしちゃうぞということですね。

また自分たちも不気味なものに仮装をしてばれないようにしていたそうです。

なるほど!!という感じですよね。

収穫祭なのに、なんで不気味な仮装をするんだろう?という謎が解けました!

アイルランドは妖精の国としても知られていますが、なんだかすべてが繋がった感じ笑

私がアイルランドのことを知らなすぎるだけか?笑

キリスト教が広まった後もケルト文化は残り、アイルランドでは今でもハロウィーンを伝統的にお祝いをする文化が引き継がれています。

アメリカから広がったと思う人が多い理由には、飢饉によりアメリカに移住をしたアイルランド人がハロウィーンの文化を伝え広まり、それがアメリカで現在のような仮装のイベントのようになり、世界中に広まったためかと思います。

今では様々な国でハロウィーンは祝われていますよね。

日本ではどちらかというとお祝いというよりはイベントのイメージの方が強いですが・・・

本場アイルランドでのハロウィーンの過ごし方

それでは本当のハロウィーンはどういったお祝いの仕方、過ごし方をするのか見ていきたいと思います!

ハロウィーンでは家族や近所の人たちと一緒に特別な料理を食べたりして、お祝いをします。

またハロウィーンの時期にはパレードなども行われています。

私はダブリンのパレードに行ったことがあるのですが、後程紹介をしますね◎

ハロウィーンの特別な料理

本場のハロウィーンの料理って何だろうって思いますよね。

中々面白い文化がありますので、興味があればいつか実際に体験してみたいですね!

①バーンブラック(Barmbrack)

アイルランド伝統のバーンブラック

出典:https://www.irishtimes.com/

 

伝統的なハロウィーンのケーキ(パン)なのですが、中には色々なものが入っており、自分のケーキに入っているものによって運勢を占います。

面白いですよね!どこかの国でも似たようなものがありましたね。覚えてないけど・・・笑

中に入れるものとしては下記のものがあり、それぞれ運勢の意味はどうなるのか?

 

  • pea(豆):その年には結婚しないでしょう
  • stick(枝):不幸な結婚、もめごとが続くでしょう
  • a piece of cloth(布切れ):不幸や貧乏になる
  • a small coin:(コイン):幸運がやってくる/お金持ちになる
  • ring(指輪):年内に結婚/結婚間近

 

コインがいいですね笑

布切れなんかがあたった時はショックで仮装どころではない😂

ちなみにこのバーンブラックですが、実はニューイヤー(新年)に向けても文化があり、バーンブラックのかけらを家のバックドアに投げつけることで新しい年に向けて厄を払うという意味があります。

②コルキャノン(Colcannon)

アイルランドと言えばじゃがいも料理!

コルキャノンもじゃがいも料理でハロウィーンやセントパトリックスデーなど特別な日に食べる料理です。

マッシュポテトにキャベツやケールなどを混ぜたもの。

クリーミーなじゃがいもにキャベツのシャキッと感がマッチします◎

ハロウィーンフェスティバル

続いてアイルランド現地で行われているハロウィーンイベントを紹介していきます☆

①ブラム・ストーカー・フェスティバル(Bram Stoker Festival)

ダブリンのブラムストーカーフェスティバル

ダブリンで行われているドラキュラの生みの親である作家:Bram Stokerを称えるイベントです。

こちらが私が行ったやつですが見たことがないくらい混んでいます。多分ダブリンが混みあうのはこのフェスティバルかセントパトリックスデーパレードくらい。

手作り感満載のパレードを是非楽しんでください☆

くれぐれもスリなどには気をつけましょう!

公式サイト:https://bramstokerfestival.com/

②デリーハロウィーン(Derry Halloween)

こちらもハロウィーンの歴史を伝える大きなイベントです。

世界一素晴らしいハロウィーン旅行のディスティネーションとして選ばれるくらいです。

私は行ったことがないですが、どんな感じか是非動画をチェックしてみてくださいね!

公式サイト:http://derryhalloween.com/

Derry Halloween 2019

③スピリッツ・オブ・ミース・フェスティバル(Spirits of Meath Festival)

こちらもハロウィーンの歴史や伝統を伝えるビッグイベント。

2021年度は10月3日~11月7日の開催が決まっているようです。

公式サイト:http://spiritsofmeath.ie/

まとめ

ハロウィーンはケルト文化から始まったお祭り。

歴史を知ることで、なるほどーと思う部分は多いですよね!

今では少し印象の違うお祭りのイメージになってしまっていますが、アイルランドでは今でも昔の想いも大切に伝統的なお祝いも引き継がれています。

若者向けにクラブでのイベント等もやっていたりしますので、自分に合った楽しみ方を見つけてください☆

 

 

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