こんにちは、みぽです。
アイルランドはヨーロッパでは割と治安の良い、安全な国と言われています。
私自身も住んでいて、怖い目にあったことなどはないです。
ただそんな安全と言われているアイルランドでもやはり気を付けるべきこと、知っておくべき危険なエリアというのがあります。
この記事では危険なエリアについては私が住んでいたダブリンについて紹介をしていきますね。
観光で行く場合はそもそも近寄らないエリアだと思いますのであまり気にすることはないかと思いますが、留学やワーホリで長期滞在をする時には必ず事前に確認をした方が良いです。
アイルランドの治安事情
他のヨーロッパの国と比べるとやはり安全だなという印象があります。
しかし外国からの移民が多く(その人たちが仕事に就く)、一方でアイルランド人の失業率が高くなっているという事実もあります。
そのため、仕事をせずにふらふらしているアイリッシュも多く、アイルランド人の犯罪率も高くなっている傾向にあります。
また数年前に中絶禁止の法律が改正され状況は良くなったと言われていますが、ティーンエージャー(10代の若い子たち)が起こす問題なども多いです。
それでは実際にどういった犯罪が多いのでしょうか。
①スリ・置き引き
これが断トツ多い。
平和ボケをしているとすぐやられると思います。
特にアジア人(日本や韓国)はお金を持っているというイメージがあるらしく狙われやすいと言われています。
歩きスマホやバスを待っている時に注意せずにスマホをいじっていたりするとかなり狙われます。
私も向こうでの生活に慣れてきたころにそれこそバス停でスマホをいじっていたら、隣にいた人に気をつけなさいって注意されました。
普通にやっている人ももちろん多いですが、人種によって狙われやすさが違うということは忘れないでください。
②ティーンエージャーがらみの事件
これも中々多いイメージがあります。
Facebookのコミュニティーページでも「どこどこでティーンに●●を取られた!みんなも気を付けて!」というような投稿があったりもします。
大体10代前半くらいの子たちで、見かけ的には「上下スポーツ(ナイキやプーマ、アディダスなど)のジャージ」を着ている。
数名で歩いていたり、自転車に乗っていたりしますね。
多分一度直接見たらすぐわかります。
そのような子たちを見たら近寄らないようにしましょう。
生卵を投げられる、差別的な言葉を浴びせられる、窃盗などはティーンエージャーがらみで多いです。酷いと暴力事件もあります。
私が住んでいた時にあった事件で韓国人の女のことがDublin7でティーンの女の子とに殴られ鼻の骨を折った、また日本人女性もDublin8で襲われたというのがありました。
③酔っ払い
お酒が好きでアイルランドと言ったらパブ!というくらいですが、パブで飲んでいたり、街を歩いていて酔っ払いに絡まれることもあります💦
フレンドリーで話しかけられることも本当によくあるのですが、あまりにも酔っぱらっていて危ないなと思うようであれば距離を取りましょう。
パブで会話しかけられる場合はスリなどの被害にも遭いやすいので注意。
私はDublin1でいきなり目の前に酔っ払いの男に道を塞がれ何か叫ばれました。私も仕事終わりで疲れていたので彼が何を言ってきたのかわからず相手にするきもなかったので無表情で睨んだらどっか行きました笑
ダブリンの危ないエリア
ダブリンはここ。
一般的に川(River Liffey)を挟んで北は治安が悪く、南は治安が良いと言われています。
実際には一概に北と南で安全、安全ではないとは言えないです。
また参考までに地域の番号(Dublin1、Dublin2など)で奇数は北側、偶数は南側となっています。
こちらからエリアのマップの確認ができます。
一応私が住んでいて危ないと聞いたエリアを私の経験もまじえてこちらでは紹介をしていきます。
①Summerhill(サマーヒル)Dublin1
ここは発砲事件や殺人事件も多く、私もダブリンに行く前には友達にここは絶対住んじゃだめって言われていました。
②Thomas Street(トーマスストリート)Dublin8
ギネスストアハウスがあるエリアです。Dublin8は比較的治安が良いと言われていますが、場所によっては公営住宅が多く、仕事をしていない人などがふらふらしています。
私は実際にDublin8(Merchants Quay)に住んでおり、近くに公営住宅もあったのですが、大通りからそんなに外れていなかったせいか怖い思いをすることはなかったです。たまに叫んでいる人はいたかな・・
③Ballyfermot(バリーファーモット)Dublin10
実は私ここDublin10だし、ホストファミリー(アイリッシュ)にも聞いて大丈夫よと言われたので最初ここに住んでしまっていました💦
住んでからわかったことが、仕事先でも「どこに住んでるの?」と聞かれ伝えると「そんな危ないところに住んでいるの!?」とびっくりされ、詳細を聞いてみると「ギャングの抗争が多く、発砲事件も多いし、暴力事件も多いよ!」とのこと。誰もが口をそろえて同じことを言っていた。
あーーーー。そんなとこに住んでいるのか私・・・となった瞬間。
正直実際に住んでいて怖いと思ったことはなかったです。
でも自分のあとに入る住居人を探している時、Facebookに募集のアドを載せたら、「こんな暴力事件が多いところのアド載せるな!」などと書かれたことがあります・・・
私のホストは知らなかったようだけれども、ほとんどの人が知っている危険なエリア。
④Ballymun(バリーモン)Dublin11
ダブリン空港近く。公営団地が多く、薬物中毒者なども多い。ここでは窃盗などの事件が多いです。
⑤Finglas(フィングラス)Dublin11
私がダブリンに行く前にサマーヒルと同じくらいここはやばいと聞いていたところ。
殺傷事件や発砲事件が多いと言われています。
私の知り合いはここが危険なエリアと知らずに一人で歩いていて石を投げられたそうです。もっとひどい目に遭わなくてよかったですが、絶対に近寄らないほうが良いです。
中心地であるDublin1やDublin8以外は行くこと自体ないのでそんなに関係ないかもしれませんが、私のように知らずに住んでしまうこともありますので、必ず事前に確認してくださいね。
私は2件目に住んだDublin8はもう完璧!と思っていましたが、学校の先生に「みほはまたちょっと危ないエリアに住むことにしたんだね」と言われました笑
オーストラリアでも危険なエリアに住んでいたことがあり、友達に「なに、危険なところに吸い寄せられてるの?」とバカにされたこともあります・・
そうならないように皆さんは事前にチェック!忘れずに!
上記は危ないエリアですが、Dublin2,Dublin4,Dublin6あたりは住む場所としても人気で良いエリアと言われている気がします。Dublin3やDublin7はものすごく危ないわけではないですが、ティーンエージャーの事件が多めです。
◆まとめ
比較的安全と言われている国でも日本よりは治安も悪く、やはり軽犯罪は多いので、気を付けて生活してもらう必要があります。
また正直に言ってしまうと若者による人種差別は日常茶飯事。私はそこまで身に覚えがないですが、一度酔っ払いの若者(多分大学生くらい?)に「ニャー!」と言われたことがあります。これ差別らしいです。まあ差別に関してはいちいち気にしていたら心が持たないので、「教養のない人たちだな」くらいに流しましょう◎
とにかく!日本の当たり前は全然当たり前ではない。
国を一歩出たら、残念ですがアジア人はターゲットになりやすいです。
なので気を引き締めて自分を守る必要があります。
しっかりと気を付けるべきことをおさえて、安全に生活/旅行しましょう!
女子一人海外旅で気を付けることを中心に書いている記事も是非一緒に確認してみてください。この記事に書いていることを気を付けてもらえば基本は危ない目にあわないと思います。
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