こんにちは、みぽです。
アイルランド英語についての第二弾ということで、今回はアイルランド英語の文法の特徴をお話していきたいと思います。合わせて発音についても書いています。
同じ英語でもそれぞれの国の文化などによって使われ方が違ってきます。
特に知らなくても問題はないですが、知っておくことで実際にその英語に遭遇した時に理解しやすくなるのでアイルランドに興味がある人は見てみてください☆
アイルランド英語 文法の特徴
・「you」が単数形と複数形で区別される
普通だと「あなた(単数)」と言う時も「あなたたち(複数)」と言う時でも「you」ですよね。
しかしアイルランド英語だと、単数は「you/ye」で、複数だと「yous/youse」です。
・時間や長さなどを表す時は複数形にしない
例えば、普通は「three miles」や「three years」と言いますが、アイルランドでは「three mile」や「three year」でOKです。
・状態動詞でもよく進行形が使われる
状態動詞とはどういったのかと言うと、like, know, haveなど「感情、感覚、知覚、所有」などを表す動詞。
普通「I know it 」とか言うところを、「I am knowing it」という使い方をする時があります。
・「I am not」の短縮形が違う
アイルランドでは「I amn’t」と言ってOKです。
普通は「I ain’t」ですね。
・YES/NOクエスチョンでも、下記のように答える。YES、NOは使わなくてOK。
Did you have lunch?- I did./ I didn’t.
というような感じで、Yes,I didとかNo,I didn’tと答えないです。
・I’m after~/I was after~の使い方
これはアイルランド語の文法から来ているようです。
I’m after~ingのほうはその出来事を強調して言う時。わかりにくいですが、その出来事が自分にとってびっくりすることだったりするとき。
例えば、「I’m after seeing Eddie Redmayne at the airport!(空港でエディレッドメインを見たの!)」のような感じ。
I was after~は何かしてしまった後というような感じで、
例えば「I went to the shop because I was after running out of milk. (店に行ってきたの。牛乳を切らしちゃったから)。
ちょっとこれは使いにくいかもしれないですね・・
アイルランド英語 発音
母音は柔らかく発音。
Aの音が「ah」や「aw」のようになります。普通だとAは「ey」ですよね。
・「anything」や「any」の最初の音が「エ」ではなく「ァ」に聞こえる。
「アニシング」「アニー」というように聞こえます。
・「bus」や「Dublin」の「u」の音が「ァ」の音ではない。※これはダブリンアクセントです。
カタカナで書くとおかしいですが、それぞれ「ブス」や「ドゥブリン」と聞こえます。
・「I」の音が「oi」のように聞こえる。
これはオーストラリア英語と似ていますが、「night」が「ノイト」に聞こえます。あとは「Ireland」も「オイルランド」に聞こえます。
子音の音ははっきりと
・「three」「think」「that」などの音に注目
それぞれ「トリー」「ティンク」「ダット」と聞こえます。
・「t」が「ch」の音になる
例えば、「tube」という単語は「チューブ」って聞こえます。「tuna」という単語も同じですね、「チュナ」って聞こえます。これはオーストラリアも同じ。
語尾にある「G」の音はとっちゃう
これはオーストラリア英語と同じですが、「walking」や「doing」など「~ing」で終わる単語の最後の「G」の音は発音しません。
なので、「ウォーキン」「ドゥーイン」のようになります。
とってもrhoric(Rの音をしっかり出す)
これはイギリス英語やオーストラリア英語とは逆で、Rの音がしっかりと発音されます。
なので、日本人的には発音は難しいかもしれませんね。私も「R」の発音は苦手です。
◆まとめ
アイルランド英語はアメリカ英語に似ている部分もありますし、使う単語はイギリス英語に似ていたり、オーストラリア英語に似ていたりとそれぞれの特徴+アイルランド特有のものもあったりもします。
色々な種類の英語を勉強することでより英語への理解を深めることができると思います。
もちろんすべてを網羅する必要はないのですが、気になる人は自分でもそれぞれの英語について調べてみると楽しい発見があるかもしれませんね◎
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